すでに承知の通り、丁度1年前に発覚した出版社による盗作及び著作権侵害。その行為は3誌に於いて半年以上という長きに渡ってほぼ毎号のように掲載され、その数は述べ15本以上という有り得ない数になった。被害総額は取材費だけで40万円超!
出版社の行為に対して、ブログ及びSNSで訴えても、止めるどころか逆に掲載誌を増やすという暴挙に出てブログの存続が危ぶまれる事態にまで陥った。
詳しい経緯は「著作権侵害と戦うためにカンパのお願い」に記載した通りで、万策尽き果て法的手段に出るしかないという結論に至った。それに伴い、多額の弁護士費用を個人で用意するには不可能に近い状態だったので、読者のみなさまにカンパをお願いした次第だ。もちろん、弁護士費用が集まってから動いたのでは根こそぎ盗まれるという可能性もあったので、ほぼ自腹で弁護士を雇って解決を模索してきた。
こちら側は常に和解に向けて努力してきたが、相手側が話し半ばで約束を覆し決裂。結論から言うと、あとは裁判所に委ねるしかないという状況になった。しかし起訴すると言ってもタダでない。場合によっては更なる負担を強いられる可能性もある。
そこでみなさまに再カンパのお願いができないかと現状を理解してもらう為に中間報告させてもらった。大金が集まれば勝てるわけではないが、カンパしてくれる人が多ければ気持ち的に少しは楽になると思う。カンパの方法はコチラを参照。
だが問題はそれだけに止まらない状況になっている。
先日、FC2より以下のようなメールが届いた。
※基本原文まま引用、一部加工しております。
FC2は上記のような現状を理解しないまま、またこちらの話を一切聞かずに相手の言い分のみを聞き入れる形で
>
>該当箇所の削除修正をお願いします。
>
>削除修正が完了致しましたら、1月3日以内にご連絡ください。
>1月4日になりましてもご連絡頂けない場合は
>遺憾ながら削除等の措置をとらせていただくことがございます
>(FC2メールより引用)
と、事実上のブログ削除とも取れる勧告をしてきた。
今はみなさんと同じようにどこもかしこも冬季休業中。弁護士と連絡が取れず、仮に取れてもFC2にメールしたところで返事が来るわけもない。相手側はこういう何の対応も取れない時期を狙って圧力をかけ、FC2と話し合いをする余地もないまま強制的にブログを閉鎖させる卑劣な手段まで取ってきた。FC2の休み明けに何らかの“措置”が取られる、言わば解除機能のない時限爆弾のような状態だ。
どこまで話していいのかわからないが、こちら側では相手側が要求してきた理不尽とも言うべき“話し合いの前提条件”に対して、弁護士と協議を重ね準備を進めてきたが、その条件事項を無視して、こちら側には何も言わずに水面下でブログを削除させようと裏工作まで仕掛けてきた。盗作だけでは飽き足らず、あらゆる手段を講じて潰しにかかってきたわけだ。
再三再四こんな状況で、和解や話し合いに向けた準備もすべて無駄になるという繰り返し。相手側の話を聞く度に裏切られてきた。
こんなことをされてまともな話し合いが出来るわけもない。仮に話し合いをしたところで、常に高圧的な態度で来る相手と対等な話が出来る保証もない。
裁判になるとこちらにも多少なりの負担やリスクがあるので、出来れば回避したいと願っていたが、もう相手のことが信用できなくなったので起訴することに決めた。
今回の件はあまりにもひどすぎた。FC2から事前に連絡があったからよかったものの、知らずにブログが削除されていたら、さらに起訴事案が増えたかもしれない。
そんなわけでブログそのものが削除される非常事態になっている。ので、その報告も合わせてしておく。
ブログ削除の危機にあるなら該当記事を削除すればいいのに、と簡単に考えるかもしれないが、削除範囲が曖昧なので何をしても結局気に入らないものは力で捻じ伏せるという姿勢のようなので、相手側に従うだけ無駄というもの。また削除したことで抑止力を失えば、盗作や著作権侵害の餌食になるのは火を見るより明らか。
万が一、FC2が相手側の言い分のみを受け入れてブログを削除されるようなことがあっても、盗作及び著作権侵害が確認出来たら新たにブログを作って告発と糾弾を続けていく予定だが、風俗レポートを掲載していくかは未定。場合によっては、新規レポートの更新はせず、過去記事をすべて有料化して再開する可能性もある。
悲しいかな、悪を裁くには金がかかるのだ。
世の中、金、金、金だ。金が無ければ犯罪者は野放し。逆に被害者が犯罪者にさえされるのだ。
著作権侵害されてもブログ上で被害を訴え、抗うことさえ許さないFC2。個という弱者は真実を語ることも出来ず、大資本を持った複数の企業に潰されるしかないのだろうか……。
そんなことが許されるはずがない。泣き寝入りはゴメンだ。
長々と苦しい胸の内を語ってきたが、この難局を乗り越えるには結局のところみなさまからの応援とカンパという名の“絆”が必要なわけ。
1年前に始まった悪辣な行為と悪意に満ちた対応に悩まされ続ける日々からいつになったら開放されるのだろうか。本当にもう、精神的に限界……。
カンパの方法はいくつかあるので、
コチラを確認して欲しい。盗作の被害状況は
コチラにリスト化。確認するには
SNSの登録が必要。新規の方は
コチラを参照。
2012/01/01/一部修正しました。
2012/01/10/弁護士のアドバイスにより一部修正しました。
尚、弁護士と連絡が取れ、記事の内容に問題がある場合は、修正または削除する可能性があります。ご了承ください。
岡本信人
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